EAが2026年9月14日、FC27のLaunch Update Pitch Notesを公開しました。Ultimate Teamを中心に、開幕時点で何が変わるのかが一気に明らかになっています。
ケミストリーの仕様変更、報酬のトレード可能化、PlayStyles+の上限引き下げなど、スカッド構築と相場の両方に影響する内容が並びました。主要な変更点をまとめます。
本記事はEA公式のPitch Notes(2026年9月14日公開)にもとづく内容です。
まず日程が確定しました
| 内容 | 公式発表 | 日本時間 |
|---|---|---|
| Web App | 9月17日 | 9月17日(木) |
| Companion App | 9月18日 | 9月18日(金) |
| 先行アクセス(PC) | 9月17日 23:00 UTC | 9月18日(金)8:00 |
| 先行アクセス(その他) | 9月18日 各地域0:00 | 9月18日(金)0:00 |
| 製品版(PC) | 9月24日 23:00 UTC | 9月25日(金)8:00 |
| 製品版(その他) | 9月25日 各地域0:00 | 9月25日(金)0:00 |
コンソール勢は9月18日になった瞬間から先行アクセスが始まります。PCより8時間早い計算です。
なおEA Play Proの10時間トライアルは9月18日 NZST0時開始と明記されました。混乱していたこの件も、これで決着です。
【最重要】ケミストリーが変わる
今回いちばん影響が大きい変更です。
| カード | リーグ | 国籍 |
|---|---|---|
| ICON | 全リーグに+1(変更なし) | +2 → +1に減少 |
| ヒーロー | +2 → +1に減少 | +1(変更なし) |
| Hall of FUT | ヒーローと同じ扱い | |
ポジション通りに置けばフルケミになる点は据え置きですが、周囲へのケミ供給が半減します。
これまでアイコンやヒーローは「入れるだけでスカッドが繋がる」万能リンクでした。その役割が明確に弱まります。
スカッド構築の難易度が上がります。同時に、素直にリーグ・国籍が揃う選手の価値が相対的に上がる可能性があります。アイコン頼みの編成を想定している方は、開幕前に考え直したほうがよさそうです。
あわせて、キャンペーンカードや特殊カードへのケミブースト付与も今年はより限定的になると明言されました。
報酬のトレード可能化が進む
ここ数作で不満が溜まっていた部分に手が入りました。
- オブジェクティブ、各モード報酬など、トレード可能な報酬の割合が大幅に増加
- ライバルズのパック報酬は開幕時点ですべてトレード可能
- 試合後に得られるFUTコインを大幅に増額
コイン増額の規模も具体的に示されています。FC26では1試合およそ500〜600コインだったところ、ChampionsとRivalsでは数倍になる可能性があるとのこと。スカッドバトルも増額されます。
加えて、1試合ごとに15〜100シーズンポイント(1日最大850SP)が得られるようになります。
「プレイすればコインが貯まる」構造に戻る、という理解でよさそうです。序盤のコイン不足が緩和されるなら、市場の動き方も前作とは変わってきます。
カードの強化ペースが緩やかに
PlayStyles+の上限が5→3に
1枚のカードが持てるPlayStyles+の最大数が、5個から3個に引き下げられます。キャンペーン間の能力上昇幅も縮小されます。
狙いは「手に入れたカードを長くスタメンで使えるようにすること」。インフレを抑える方向の調整です。
これはプレースタイル調整で示された「能力値の比重を上げる」という方針と一貫しています。PS+を積み上げる戦い方から、素の能力値を見る戦い方へという流れです。
キャンペーンスカッドが小型化
- 1キャンペーンあたりの選手数を削減(Destined for Gloryは週15人)
- スカッド内の能力値の幅を縮小
- 年間のキャンペーン週が約5週分減少
- 空いた週は「Series」(TOTY Warm Upなど)に。新規特殊カードのパック追加なし
キャンペーンカードはそのポジションのRoles++がすべて解放された状態で登場します。編成の自由度は上がります。
エボリューションは頻度減
強力なエボは引き続き登場しますが、頻度は下がり、タイミングを絞って提供されます。一方でTraining Camp Evolutionsが拡充され、低レート選手を育てる入口は広がります。
アイコン・ヒーロー・Hall of FUT
- ベースアイコンは最低88 OVRに。能力値とプレースタイルも刷新
- Hall of FUTという新カテゴリが登場。FUTでの記憶に残る選手を称えるもの
- ベースHall of FUTはトークンストアで入手可能。エボ素材にも使える
アイコンとヒーローの役割を明確に分ける意図が示されています。
モード関連の変更
Champions:Div6要件が撤廃
- 15試合のFinals構造は継続
- Champions予選ポイント(CQP)がライバルズとスカッドバトルの両方で獲得可能に
- ディビジョン6以上という参加条件が撤廃
- Championsトークンが復活。ストアで赤TOTW、エボ、セレブレーションと交換可能
PvEだけでもChampionsを目指せるようになったのが大きな変更です。対人が苦手な人にも道が開けました。
ディビジョンライバルズ
ディビジョン間の報酬差が拡大されます。参考として公式が示したDivision 1のアップグレード報酬は以下の通りです。
- 95,000コイン
- 84+ゴールドプレイヤーパック ×4
- 83+ゴールドプレイヤーパック ×5
- 83+ゴールドプレイヤー 5択
- ジャイアントゴールドパック、TOTWプレイヤーパック
Bountiesも復活し、出現頻度が上がります。
TOTWにコミュニティ投票が導入
シーズン1の最初の6週分のTOTWで、1枠がコミュニティ投票によって決まります。
- 9月14日から投票開始。レーティングデータベースの全選手が対象
- 投票は毎週火曜に開始、月曜23:59 PTに締切
- 1週につき1人。締切前なら変更可能
- EAアカウントへのログインが必要
選ばれた選手にはCommunity Playerのマーカーが付きます。投票結果を読めれば転売のヒントにもなりそうです。
レアリティとパックの再編
FC27ではコモンとレアの区別が廃止されます。これに伴いパックの名称と構造も変わります。
- パック名は Mini / Small / Large / Jumbo / Giant でサイズを表現
- 「レア最低○枚」という表記はなくなる
- ただしOVR82以下の排出確率はFC26と同水準を維持する方針
クイック売却額も変更
選手アイテムのクイック売却額が、従来のレアアイテムの水準に近づけられます。非選手アイテムもレアリティ間で統一されます。
売れ残りカードの処理価値が上がるということなので、開幕の立ち回りにも関わってきます。
ストア方針の変更
- プロモパックのオファー数を削減
- 一部オファーの購入上限を引き下げ
「プレイすることがクラブ構築の中心であるべき」という方針が明言されています。課金勢と無課金勢の差が縮まる方向の調整です。
シーズン1:Ones to Watch
事前に噂されていた通り、OTWの復活が公式に確定しました。
- 期間:2026年9月17日〜10月22日
- シーズンパスで入手。一部はSBCとオブジェクティブからも
- 83 OVR以上はベース能力値を維持、83未満は83に引き上げ
- 全OTWがペース60以上を保証、ポジションのRole++はすべて解放
強化条件
- TOTW、Star Performer、POTMに選出されるたび+1 OVR
- 9月18日以降のリーグ戦6試合中3勝で一度だけ+1 OVR
シーズンパスから配布される点も含め、事前情報で触れた内容がほぼそのまま確定した形です。
Destined for Glory(9月25日〜)
投票で選ばれた選手が登場するキャンペーンです。カバー選手のムバッペが最多得票。ほかにチェルシー加入のモーガン・ロジャース、トッテナム加入のマテウス・フェルナンデス、イサク、エムベウモが名を連ねます。
強化条件は実際のリーグ戦成績に連動し、ポジションによって異なります。
| 攻撃的な選手 | 守備的な選手 |
|---|---|
| 3ゴール/アシスト → シュート・パス+1 | クリーンシート2 → 守備・フィジカル+1 |
| 6 → 通常PS+1 | 4 → 通常PS+1 |
| 10 → OVR+1 | 6 → OVR+1 |
| 20 → OVR+1 | 10 → OVR+1 |
先行アクセス期間にできること
- TOTW 1・2
- OTWテーマのプレイヤーSBC
- チャレンジSBC、アップグレードSBC
- エボリューション
- Squad Foundations
- シーズンポイントの獲得
その他の新要素
- ホログラフィックアイテム — TOTW1以降、キャンペーン・TOTW・ヒーロー・アイコンなどに登場。87以下はRegular、88以上はPristine
- Streamlined SBC — スコア制の新形式。複数回に分けて提出可能
- Gallery — 100以上のセットが開幕時から。クラブのクレストやキットが報酬に
- Ultimate Gauntletがシーズン1に復活
まとめ:何が変わるのか
- ケミの前提が変わる — アイコン・ヒーロー頼みの編成が組みにくくなる
- コインが貯まりやすくなる — 試合報酬の増額とトレード可能化
- インフレが抑制される — PS+上限5→3、キャンペーン縮小
- PvEでもChampionsへ — Div6要件撤廃、スカッドバトルでCQP獲得
- 課金の優位が縮む方向 — ストアのオファー削減
全体として、「長く使えるカードを、プレイして手に入れる」方向への揺り戻しが鮮明です。市場の動き方も前作までとは変わってくるはずです。
今週中にLaunch Rewards Pitch Notesの公開も予告されています。続報があり次第、このページを更新します。
関連ページ
更新履歴
- 2026年9月14日:ページ公開
