FC27では、プレースタイルの仕様が大きく見直されます。EA公式のゲームプレイ・ディープダイブとPitch Notesで、10種類のプレースタイルの調整内容が明らかにされました。
方向性は一貫しています。プレースタイルと基礎能力値の差を縮めること。つまり「バッジを持っているかどうか」だけで決まる場面が減り、能力値そのものの意味が相対的に大きくなります。
スカッドの組み方にも、市場での選手の価値にも影響する変更です。開幕前に押さえておきましょう。
開幕の立ち回りとコインの動かし方は【FC27】開幕の立ち回りと転売戦略にまとめています。あわせてご覧ください。
EAが公式に示した方向性
EAは、一部のプレースタイルが特定の場面で影響力を持ちすぎているというコミュニティの声を受けて調整したと説明しています。狙いは、プレースタイルと能力値の両方が意味を持つ状態にすること。プレースタイルを無意味にするのではなく、能力値を覆い隠すほど強くはしない、という調整です。
具体的には、次の2点が全体を貫いています。
- プレースタイルと基礎能力値の差を縮める
- 本来の役割から外れた副次的な恩恵を削る
2つ目が地味に効きます。たとえば「パス系のプレースタイルなのに、受け手のトラップまで良くなる」といった、本来の用途を超えた効果が整理されました。
調整された10種のプレースタイル
公式に変更が明示されたのは以下の10種です。
| プレースタイル | 主な変更内容 |
|---|---|
| 低弾道(Low Driven) | シュート球速のブーストを撤廃。球速はシュート系能力値と入力の強さで決まるように。精度の補正は維持 |
| ティキタカ(Tiki Taka) | アニメーション再生速度のブーストを撤廃。パスの受け手のトラップエラー軽減効果も削除 |
| フィネスシュート | 選手の能力値がより大きく影響するように。無印と+の性能差を縮小 |
| テクニカルドリブル | 再調整。+は依然として滑らかだが、無印との差は縮小 |
| ジョッキー | 非所持選手のジョッキー時スプリント加速を向上。所持側の加速ブーストは減少 |
| インターセプト | プレースタイル非所持でも、高レート選手のインターセプト性能が向上 |
| ラピッド/クイックステップ | 効果を抑制 |
| ピンポイントパス | 受け手のファーストタッチを改善する効果を撤廃 |
| 精密ヘッド | 精度ブーストを再調整し、無印と+の差を縮小 |
あわせて、新モーション「オフバランス・ドリブル」も追加されます。バランス・アジリティ・ドリブルの能力値が高い選手が、接触を受けてよろけながらもボールを保持できるというものです。これも能力値依存の要素です。
AcceleRATEにも調整あり
クローズドベータ後のPitch Notesでは、Lengthy型の加速カーブが平坦化されることも示されました。加速とスプリントスピードの基礎能力値がより重視される形になり、守備に戻る際や裏を取る際の自動的な加速の恩恵が抑えられます。
これも「バッジより能力値」という同じ流れの中にあります。
前作のメタは、そのまま持ち込めない
ここが今作でいちばん重要な点です。
FC26で価格が跳ねた選手を振り返ると、上昇の理由はほぼプレースタイルでした。そして、その該当プレースタイルが軒並み今回の調整対象に入っています。
| FC26で跳ねた選手 | 上昇理由 | FC27での扱い |
|---|---|---|
| ピナ | 低弾道+ | 球速ブースト撤廃 |
| ボンマティ | テクニカルドリブル+ | 再調整 |
| デ・ヨング | ティキタカ+ | トラップ補正撤廃 |
去年の勝ちパターンをそのまま持ち込むと、狙いが外れる可能性があります。「前作で強かったプレースタイルを持つ選手を探す」という買い方が、今年は通用しにくいと考えたほうが安全です。
ただし「環境を読む」ことの重要性は変わらない
誤解しないでいただきたいのは、前回お伝えした考え方そのものが否定されたわけではないということです。
むしろ逆で、今年はこの構図がより強く出ます。
- 開幕直後は、みんな前作の記憶で選手を買う
- しかし今作では、その基準が実際の強さとズレている
- 数日〜2週間で実態が判明し、評価が組み替わる
変わったのは「何が強いか」という答えのほうで、「自分で確かめて先回りする」という方法は変わりません。むしろ前提が動く年こそ、前作の記憶に頼った買いと実際の強さのズレが大きくなります。そのぶん、先に気づいた人の取り分は増えます。
去年は「強いプレースタイルを見抜く」ことが答えでした。今年は「プレースタイルだけでは決まらなくなった中で、何が効くのか」を見抜くことが答えになります。やるべきことは同じです。
FC27で意識したい選手の見方
能力値とプレースタイルの組み合わせで見る
バッジの有無だけで判断できなくなるので、「必要な能力値を持ったうえで、関連するプレースタイルも持っているか」という見方に変わります。
たとえば低弾道なら、球速が能力値依存になった以上、シュート系の能力値が低い選手が低弾道+を持っていても、以前ほどの威力は出ない可能性があります。
「プレースタイルなし」の高レート選手が見直される可能性
インターセプトやジョッキーの調整は、プレースタイルを持たない選手の底上げにあたります。
これまで「バッジがないから」と敬遠されていた高レート選手が、能力値の高さで評価し直される展開はありえます。前作までの感覚だと見落としがちな層なので、注目しておく価値はあります。
安いカードの妙味は小さくなるかもしれない
正直に書きますが、ピナのような「安いのにプレースタイルで化ける」ケースは、今作では起きにくくなる可能性があります。能力値が効くということは、レーティングが低い選手ほど不利になるということでもあるからです。
とはいえ、能力値の配分は選手ごとに大きく違います。「レーティングは低いが、特定の能力値だけ突出している」選手には、引き続き妙味があるはずです。
注意しておきたいこと
ここまでの内容はEAの公式発表にもとづくものですが、実際にどう感じられるかは触ってみないと分かりません。数値上の調整幅が体感にどこまで反映されるかは、プレイしてはじめて見えてきます。発表内容を鵜呑みにして開幕前に動くのは避けたほうが無難です。
また、EAは発売後すぐに大きなバランス調整を入れることには慎重な姿勢を示していますが、タイトルアップデートによる修正の可能性は常にあります。開幕時点の環境がシーズンを通して続くとは限りません。
まとめ
- FC27では10種のプレースタイルが調整され、能力値との差が縮まる
- FC26で価格を押し上げたプレースタイルは、軒並み調整対象
- 前作の記憶で買うと外す可能性が高い
- だからこそ自分で確かめて先回りする価値は、今年のほうが大きい
開幕後、実際のプレイ感触をもとにこのページを更新していきます。
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更新履歴
- 2026年9月13日:ページ公開

